不動産会社を選ぶ際のポイント(2024/04更新)
おとり物件
名古屋市南区で家探しをする人に向けて不動産会社を選ぶ際のポイントを紹介します。まず、おとり物件の取り扱いに注目しましょう。おとり物件とは、実際には購入できないものの客の目を引くために掲載している物件です。おとり物件をきっかけに来客させ、別の物件を紹介します。しかし、厳密にいえばこれは違法行為です。そのため、多くの物件が成約済みになっている不動産会社には注意してください。
仲介手数料
次に仲介手数料に注目してください。これは、不動産売買において仲介役となる不動産会社が得る手数料です。一定の金額を超える物件の場合はあらかじめ計算式が定められており、その金額を上限に仲介手数料が決まっています。しかし、一部には仲介手数料が安い、あるいは買主からはもらわないといったケースもあります。この場合、新築物件を仲介した際に売主から仲介手数料を得ていることが多いです。
また、不動産会社を通さず直接購入する場合は仲介手数料が発生しません。しかし、書類の手配や物件の調査、条件交渉などを自力で行う必要があるので手間がかかります。
店内の雰囲気
不動産会社に直接訪れた際には、紹介される物件の内容だけでなく店内の雰囲気にも注目してください。デスクに個人情報が掲載されている重要書類が散乱しているような不動産会社は信用できません。また、メールなどで質問した際に素早く返信があるかどうかもチェックしてください。そのあたりがルーズな不動産会社は情報調査も不足しており、購入後に後悔してしまうかもしれません。
スタッフの対応
最も重要なポイントといえるのが、きちんとコミュニケーションができるかどうかです。こちらの要望に対して、できる・できない、を明確に答えた上で理由を説明してくれるなら問題ありません。そこが曖昧な場合、そもそも法律や建物の知識が乏しい可能性があります。あえて専門知識が必要な質問を投げかけて反応を見てみましょう。また、分からないことがあればすぐに調査してくれるスタッフがいると安心です。
加入するサービスについて
住宅を購入する際には住宅ローンや各種保険などの契約を行います。金融機関や保険会社は多岐に渡り、商品の内容も様々です。それらを選ぶ際に、無理やり提携しているサービスを斡旋してくる不動産会社は避けましょう。
悪いところも教えてくれるか
100点満点の不動産というものはほとんどなく、多くの物件は、いいところもあれば悪いところもあります。たとえば、日当たりの悪い時間がある、電車や車の音がする、近隣トラブルがあった、治安があまり良くない、バスの本数が少ない、周辺に坂道が多い、など・・・。それが大きなデメリットになるかどうかは人によって違うので、家探しをされる際は、自分たちにとって大事にしたいこと、優先順位の高い条件は何かというのを整理して、自分たちに合っている不動産を見つけてください。しかし、中には言いづらい情報を意図的に隠し、いいところばかりをアピールする不動産会社もあり、実際に住み始めてから「こんなこと聞いてなかった!」となるケースも少なくありません。いいところも悪いところも包み隠さず、気になるところはきちんとすべて教えてくれる、誠実な不動産会社を選びましょう。(2024年4月26日追記)
物件紹介サイト
その不動産会社が独自でもっている物件紹介サイトがあれば、是非サイトもチェックしておきましょう。会社のスタンスや日頃のお客様への対応などの姿勢は、サイトにも表れると思います。物件の魅力が伝わるよう紹介しているか、写真や図面はきれいなものが掲載されているか、情報量が多いか、掲載されている情報は古くないか、などに着目してみるといいかもしれません。(2024年4月26日追記)
比較検討する
住宅の購入は今後の人生を左右する非常に重要な買い物です。そのため、妥協をしてはいけません。本当に自分に合った物件を見つけるために、複数の不動産会社へ足を運ぶことをおすすめします。その際は、まずは話を聞く程度に留めて物件の案内までは受けないようにしてください。