名古屋市南区に移住する前に

移住するメリットとは

名古屋市南区への移住を検討している人に向けて、事前に知っておきたいことを紹介します。まず、移住するメリットとして挙げられるのは東京などの都会に比べて穏やかに暮らせる点です。逆に、田舎から移住する人にとっては利便性が高く暮らしやすい街です。都会と田舎の中間といえるため、どの地域から移住するにしても快適に生活できる環境が整っています。
また、交通アクセスのよさも見逃せません。新幹線の駅や中部国際空港もあります。遠方に通うことが多い人でも問題なく暮らせるでしょう。地下鉄やバスなどの公共交通機関も発達しているので市内で移動する際に苦労することもありません。
買い物環境が優れている点も名古屋市南区に移住するメリットの1つです。コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、あらゆる店舗が揃っています。中心部に行けばデパートもありますし、飲食店も豊富です。名古屋の名物である喫茶店のモーニングも楽しめます。

注意すべき点も

移住するメリットを述べましたが、注意すべき点もあります。終電が24時前に終了することが多いので、東京に比べると不便です。夜遅くに出勤・退勤する人などは事前に確認しておきましょう。また、食文化に慣れない可能性もあります。名古屋は特有の赤味噌文化があり、苦手な人もいるでしょう。とはいえ、全部の食べ物が赤味噌で味付けされているわけではありません。苦手なら避ければいいだけなので、そこまで気にすることはないでしょう。

補助金や助成金

補助金や助成金についてもあらかじめ確認しておきましょう。名古屋市南区では出産支援として出産一時金を支給しています。産科医療補償制度加入の医療機関で分娩した場合は42万円、それ以外の医療機関だと40万4,000円です。子育て支援として、児童手当も支給しています。年齢や何人目の子どもかによって金額が変わりますので、事前に確認しておいてください。その他にも、公立小学校給食費や児童クラブ利用料金、ファミリーサポート利用料金なども事前に確認しておくといいでしょう。
ひとり親家庭支援や障害児支援も充実しています。ひとり親の医療費助成として、医療保険を利用して医療を受けた場合の自己負担分を助成しています。なお、これには所得制限が設けられています。特別児童扶養手当については、1級だと5万2,200円、2級だと3万4,770円の支給となります。障害児福祉手当については1万4,790円です。名古屋市内に5か所の障害発達センターがあるので、該当する場合は事前に相談しておくことをおすすめします。